2021年に実際に購入したメリダのE-MTB(電動アシスト自転車)である「eBIG.SEVEN 600」についてレビュー記事となります。
記事を書いた2023年8月時点で、現行のラインナップから外れていますが、eBIG.SEVEN 600の特徴や性能、約2年間乗ってきた感想についてお届け致します。
E-BIKEに興味を持っている方や、これから買ってみようか?と考えている方に、参考になれば幸いです。
メリダ 「eBIG.SEVEN 600」とは?
eBIG.SEVEN 600は、メリダ(Merida)が取り扱っているマウンテンバイクタイプの電動アシスト自転車です。
定価:359,000円(税抜)、発売時期:2018年10月。
日本でE-BIKEが注目し始めた頃が2017年となりますので、比較的早い段階で発売されたバイクとなります。
eBIG.SEVEN 600の特徴
・重量が19.2kgと軽量級
・504whの大容量バッテリーで、最大走行距離が140km(エコモード)
・ドライブユニットは、Shimano最上位ランクの「STEPS E8080」搭載
・最大トルクが70Nm
上記の特徴は、発売当時の売りとしたポイントとなります。
5年経った2023年現在、他のE-BIKEと比較して性能面で見劣りするか?と言うと・・・・
現在のE-BIKEと「遜色ない」と感じております!
デザイン的に言うと、eBIG.SEVEN 600はバッテリーが外付けタイプのため、現在主流のフレームインタイプにはなっていません。
それでも、「バッテリー付いてる感」を軽減させるようなデザインにはなっている感じを見て取れますね。
・軽量
重量が19.2kgで軽量と言ってますが、持ち上げると普通に重いです。。 いわゆる、E-BIKEとしては軽量級という意味となります。
現在の他のE-BIKEでは、重量が16kg台などのモデルも多々ありますが、バッテリーが少ない・サスペンションが無いなど、そもそもスペックが違いますので、比較対象とはなりません。
スペックが似たような現行モデルでも、重量が20kgを超えているので、「eBIG.SEVEN 600」は、まだまだ優れている感じはします。
・大容量バッテリー
504whの大容量バッテリーを搭載しています。そのため、バッテリー単体でも約2.6kgあり、それなりに重たい。

走行可能距離は、ECO モード 140km / NORMAL モード 130km / HIGH モード 95km。
ハイモードでも100km近い距離を稼げるスペックです。(カタログ上では・・・)
最近の主流は、軽量化及びデザインをスッキリさせるためか?容量が半分程度の250~300whあたりを搭載しているモデルが多い感じがします。もっと距離を稼ぎたい方は、スペアバッテリーを購入してバイクに積むスタイルとなります。。
eBIG.SEVEN 600の場合、一日中 山道を走行しない限り、スペアバッテリーは不要です。
・ドライブユニット
電動アシスト自転車の要となるドライブユニットは、Shimano最上位ランクの「STEPS E8080」を採用しています。最大トルクが70Nm。
現行モデルと比較しても、トップクラスの最大トルクです!
2年乗って感じますが、トルクは重要です!
ぶっちゃけ、距離の短い坂道や、まだ疲れていない時の坂道は、トルクが低くても登れちゃいます。
でも、10km以上続く坂道(峠道)や疲労がたまった状態での坂道は、最大トルクが大きい方が正義となります。
私はこれで何度も助けられました。。ハイモードでないと登り切れない場面に、何度遭遇したことか。。もちろん、舗装路です。
eBIG.SEVEN 600 の基本性能
「eBIG.SEVEN 600」のスペックについて、写真を交えて簡単に紹介していきます。

・ドライブユニット
シマノが開発した電動アシストシステムSTEPSシリーズの中でも、最上位クラスの「STEPS 8080」を搭載しています。最大トルクは 70N·mです 。
搭載位置は、クランク部分となります。

・ バッテリー
バッテリーは504whで、長時間のライドや遠距離走行にも対応できる容量となっています。尚、外付けタイプです。
走行可能距離: ECO モード 140k / NORMAL モード 130km / HIGH モード 95km
余談ですが、バッテリ本体にも電源スイッチがあり、ハンドルにある操作パネルの電源スイッチを押すより起動が早いので便利です。。


・ 操作パネル系
ディスプレイは、ハンドル中央部にセットされており、モノクロ画面となっています。このディスプレイは電源のオン/オフの操作のみをサポートしており、設定変更はハンドルの左側に配置された操作スイッチを使用して行います。
利用可能なアシストモードはEco、Normal、Highの3つから選択可能。もちろん、アシストOFFもあり。


・ タイヤ
サイズは27.5インチでタイヤの幅は2.20。MTBだけあって、ごついブロックタイヤが装着されています。ブロックによる抵抗が大きいため、ロードバイクのように舗装路を走っても重さを感じます。
そして、走行音も結構でます。サイクリングロードなどを走っていると、前にいる歩行者の方に振り向かれること多しです。。


・ サスペンション
フロントサスペンションを搭載しており、トラベル量は100mm。一般的なトレイルでも十分対応できるトラベル量となっています。
さらに、ロックアウト機能も備えております。舗装道路などでは敢えてサスペンションが動くのを止めることで、効率的なペダリングや登りをサポートする役割があります。

・ ギア
前1段×後10段の10段変速を採用しており、最小歯数は11、最大歯数は42。ロードバイクやクロスバイクと比較すると、やはり大き目のギアが装着されております。
コンポーネントには、MTBのエントリークラスであるDeoreが採用。

・ ブレーキ系
ディスクブレーキが装備されています。高い制動力により、様々な走行条件で優れた制動性能を発揮します。
特に、山道の下りを走行(爆走)している時は、やはりディスクブレーキが安心。

・ カラーリング
性能とは直接関係ありませんが、フレームは鮮やかなグリーンを基調としたカラーリングになっています。

実際の乗り心地についてレビューします
では、次に「eBIG.SEVEN 600」について、これまでの乗り心地や使用感についての感想を紹介していきます。
・ パワーについて
最大トルクが70N·mと非常に強力なアシスト力を持つおかげで、貧弱な私でさえ激坂でもパワー不足を感じることはありませんでした。
今までは、つらい坂道を上ると、自然と顔が下向きになり、心拍数も爆上がりの状態になっていましたが・・・
E-BIKEに乗れば、心拍数も大して上がらず、景色を見ながら楽しく登れます!
眺望の良い山岳地帯でも、まるで散歩するかのように気軽に訪れることができるのは、魅力の一つですね。

後ろのギア(スプロケット)の最大歯数が42Tと大きく、更にパワフルなアシストのおかげで坂道も簡単に上る事ができます。
舗装された峠道では、42Tまで使う必要もなく、軽々と登ることが出来ました。今までの経験上、ギアは2・3枚残る感じです(highモード使用時)。
ただ、さすがに何十キロも坂道を走行すると、足がパンパンになり、42Tのギアを使用しないと登り切れない場面が出てきます。。
・巡行スピードはどれくらい?走りの快適なペースとは
日本の法律上、24km/hを超えるとアシストが停止する仕様になっています。ただ、購入した車体の個体差によるものなのか不明ですが、22km/h弱になるとアシストが止まってしまうんですね。
正直なところ、これは少し残念な点でした。24km/hぎりぎりまでアシストが続くと、もっと良かったのですが。。
では、快適に走れる巡行速度について問われると、個人的には約20km/hが良いと感じています。
もっとスピードを上げて快適に走りたいと思っても、車重が重いために足かせとなり、正直私にとっては辛かったですね。結局、20km/h程度で走ることが落ち着くと感じています。
ただ、「eBIG.SEVEN 600」は基本的にマウンテンバイク。太くてごついブロックタイヤを装着している事や、個人の脚力による部分もありますので、条件が変われば速度がもっと上がる可能性はあると思います。
・ アシストなしでも自分の力で走行可能?
重量が19.2kgのため、重さを感じるものの、10段変速と最大歯数42Tのおかげで自脚力だけでもある程度軽快に漕ぐことができます。
バッテリーが切れてしまった場合や、バッテリーの消耗を抑えるために意図的に電源をOFFにしても、概ね問題ないと感じます。
ただし、上り坂になると失速が顕著になりますね。短い上り坂ならなんとか乗り越えられますが、私のような貧脚では、長い上り坂を登らなければいけない状況になると結構厳しいです。山道はまず無理。。
・ バッテリーの持ち具合は?
仕様では「ECOモードで140km、NORMALモードで130km、HIGHモードで95km」となっています。バッテリー容量が504whと大きいだけあり、走行可能な距離はかなり長め。
私の場合、比較的平坦な舗装路が多めのためか、まだバッテリー切れを起こしたことがありません。
但し、一日中山の中を走っているなどの場合は、仕様よりも早く充電が切れますので注意が必要となります。
まとめ
うまく伝えきれていない部分もありますが、如何だったでしょうか?
e-bikeを購入したことで、今まで敬遠していた場所へでも、年齢や体力関係なく気軽に行けるようになりました。そして、サイクリストの強敵でもある強風の日でも、臆することなく出かけられるようになりました。
まだ電動アシスト自転車やe-bikeに乗ったことが無い人は、一度チャレンジしてみては如何でしょうか?